ひとあじ違う明治の牛乳屋さん
ヘルシーコラム

生産×処理×販売

「牛乳」の世界においてー
一次産業といえば、酪農家さん。
二次産業といえば、各メーカーさん。
三次産業といえば、我々販売店。
『生産』『処理』『販売』とそれぞれの役割をになっています。
今回はそんなお話。

隠れた食料自給率100%

あまり知られていませんが。

牛乳の自給率は100%です。
国産100%と言いかえてもOKですね。
ということは、
一次産業である、酪農家さんが衰退していくと
当然、国産100%は守られなくなっていきます。

割をくってきた一次産業

高度経済成長期に【製造者】にパワーが集まった日本。
製造者、つまり二次産業ですね。

二次産業にパワーが集まる一方、
・きつい
・きたない
・かっこわるい
・稼げない
・結婚できない

という、いわゆる「5K」という言葉でくくられ、
割をくってきたのが、日本の一次産業です。

農業、牧畜業、林業、水産業、狩猟業など

1970年には、約1,025万人、今は約210万人。
そのうちの70%以上が60歳以上の高齢者
、これが農家さんの現状です。
同様に1970年には約57万人、今は17万人。
うち過半数が60歳以上の高齢者が担っている
のが漁師さん。
世にいう【生産者】さんの現状です。

生産者さんが創りだして、
製造者さんが作りだして、
我々、【販売者】がうる。

消費者さんの手元に食料が届くルートは上記です。
生産者さんが創ってくれないと、
製造者さんは作れず、販売者は売れず、消費者さんはなにも手にできません…。

宮城県の現状

2017年の宮城における、
酪農家戸数は499戸
飼養頭数は19,125頭

15年前の2002年と比較すると、
酪農家戸数は半分以下。
乳牛の数も2/3以下。

上記と同様に【生産者】さんが減少していることが手に取るようにわかります。
後継者が現れず・見合った収入の確保ができず、廃業される方、
業界全体の先行き不安で、後継者がいても継がせない方もおり、
右肩さがりは改善傾向にはありません。

実際の消費者の声

全国の女性(20歳~69歳)500人を対象に行われた調査によると、
牛乳は国産であることに「意義がある」と答えた女性は、なんと93.4%!!

「意義がある」理由は、「安心だから」87.2%、「安全だから」75.4%。

日頃、口にする食品なだけに
安全・安心を担保するためには
「牛乳は国産でなければならない」と大多数の方がつよい関心を寄せています。

2019年4月、価格が上がります。

「安全・安心の国産でなければ困る」
というニーズに応えようと様々な取り組みに挑む酪農家さん。
減少に歯止めがきく、とまではいかないでしょう。
現状をお知らせするには「文章力」が足りていませんが、
ただいたずらにお値段をあげる訳ではございません。

国産100%を守り、安全・安心を保ちながら、皆さんの手元にお届けする。
現状を知っていただくことも、私たちの仕事の一端ととらえ、駄文ながら筆をしたためた次第です。

今週末より、お客様のお手元に新しい価格に差し替えた「宅配ラインナップ」と現状をお伝えした「お手紙」、ココロばかりの「チョコレート」をお届けしています。
ご査収、ください。